先日、わらび座へ行ってきました。
わらび座の公演は何度か観たことがあったけど、わらび座の本拠地で鑑賞するのは今回が初めて。
わらび座について
わらび座は、秋田県仙北市にホームベースを置いている、民族伝統をベースに、多彩な表現で現代の心を描く劇団です。
下にリンクを貼っておきますね。
劇団わらび座
わらび座専用の劇場は、我が家から車で１時間くらいの距離。
すぐそばに温泉施設があって、舞台を見終わった後は、温泉に入ってゆっくりすることもできます。
宿泊施設もあるので、泊まりがけでこのわらび座の舞台を観にくるファンもいるそうです。
ジャングル大帝レオ
今回観てきたのは、「ジャングル大帝レオ」。
手塚治虫氏の不朽の名作「ジャングル大帝」を原作とするミュージカルです。
エネルギー問題や自然破壊、多様な生物との共生など、現代が抱える課題を盛り込み、「地球は人間のものだけではない」というメッセージが強く伝わってきました。
一幕・二幕と、休憩は挟みますが、約２時間の公演。
チビ達は、最後までしっかり座ってられるかなー？と心配していましたが、あっという間に時間が過ぎ、あっという間のフィナーレ。
小さい劇場ならではの良さで、観客と役者さんの距離が近い。
手を一緒に叩いたり、タオルを振ったり、前から２列目の席だったこともあり、特に一体感を感じることができました。
一緒に見にいったチビ達の心にも、ググッと入ってきたようです。
ダンスも歌も、すっと心に響くセリフも全部が素晴らしかった。
手の影絵の演出、そして和太鼓の音がやっぱり良いなと思いました。
レオの子供時代がとっても可愛く、大人になったレオはかっこいい。
そしてヒゲオヤジとケンイチの、人間味あふれる優しさ。
ハム・エッグはちょっと嫌なやつだけど、どこか憎めない。
華やかな場面、シリアスな場面、感動的な場面、それぞれが素晴らしかったし、丁寧に丁寧に作られていることが伝わってきました。
セリフは難しいかもしれませんが、動きや表情から色々伝わってくるものが溢れ出ていて、たくさんの子供たちに見て欲しい作品です。
秋田県の教育委員会さんへ、是非お願いしたい。
全小学生が見に行けるような機会を、作ってもらえませんかねー。
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